「は〜い!男子が2人、言い方は悪いが余るはずだ。余った2人、手を挙げなさい」

私は、豊永くんの隣にいた。
豊永くんは本当に優しくて、お兄ちゃんとしてはすごくいい。

「なんだ。双子の鈴木か。お前ら、どこかに入れてもらえ!」

「俺はいいわ」と、なおき。

「じゃあ俺は市川さんの所で」

え…奏太くん、私の所にくるの?

「じゃあなおきも入れ。市川も、兄が3人もいてよかったな」

え、え、え⁉︎
え〜〜〜〜嘘でしょ…

兄が3人。そういう問題?
違うでしょ…