ギルドの治療室にて
ギルドの皆んなは今は会議中でレオが看病をすることになった
レオ「チクショー‼︎俺がいながらなんでこうなっちまったんだ‼︎
リィラ…か。ぜってー許さねー‼︎」
「バン!」
レオは振り向くと見知らぬ男が一人立っていた。その人は走って来たらしく息切れが激しい。治療室のドアを「バン!」と音を立て壊した。レオから見ればどう見ても怪しい。
?「アリス様‼︎…はっ」
どうやら?もレオにきずいた様子
レオ「誰だてめー‼︎」
?「貴様がやったのか‼︎この愚か者め‼︎」
レオ「だから誰なんだよ‼︎」
?「貴様に答える必要を認めない‼︎」
?「行くぞ!」
アリス「やめなさい‼︎一体何を騒いでいるのです‼︎」
?「アリス様‼︎お目覚めですか‼︎」
そう言うと?はひざまずいた
アリス「バンリ‼︎あなたが何故ここにいるのですか‼︎」

バンリ「私の水晶がアリス様の身の危険を感知しましたのでいてもたってもいられずアリス様の命令をそむき来てしまいました」
アリス「ギルドにはついて来てはならないと言ったはずです‼︎それに何故レオ様と戦っているのですか‼︎?」
バンリ「この者がアリス様をやったのかと思い…」
アリス「この者はレオ様と言い私の仲間です」
バンリ「は!申し訳ありませんでした‼︎
アリス様の友人だったとはつゆ知らず大変無礼な真似を‼︎罰ならおうけ致します私の名はバンリと申します。」
レオ「俺なら別に良い。バンリだよな。おいアリスこいつは誰だ」
アリス「いやそのそれは…」
バンリ「私はアリス様の忠実なる執事でございます」
アリス「バンリ‼︎なんで言ってしまうの!なんとか隠し通せると思っていたのに」
レオ「あ‼︎執事だと‼︎俺たちみたいな両親のいないギルドに通って働く様な高校生に執事なんて雇えるかよ‼︎」
バンリ「アリス様もう隠し通せないと思いますよ?」
アリス「そうね」
バンリ「アリス様はこの国の一流有名ブランドバブルマーメイドの社長を務める高校生です。父親と母親のやっていたブランドでしたが他界したあとにアリス様が経営をなさっております。簡単に言えばアリス様がデザインを描き言われた通りに業者が作り売っているのです」
レオ「じゃあお前ってもしかして…」
バンリ「はい。この国の上位のお嬢様です」
レオ「おい‼︎でも待て‼︎じゃあなんでギルドに通ってその上ギルドに通いながら行けるような高校に通ってるんだよ‼︎」
バンリ「アリス様は、自分の魔法を使うためにここに来たのです。アリス様は家ではいつも両親から魔法は危険だからと言って両親は魔法を使わせてはくださらなかった。しかしギルドならば魔法を使えるでしょう?」
アリス「だって素晴らしいとは思いませんか?あんなに綺麗な力を人助けに使えないなんて勿体有りません」
レオ「なるほどな。でも皆んなはまだこのことを知らない。皆んなにも伝えないとな」
アリス「はい」