クラス替え

すごく苦手な分野。

知らない人や話したことのない人と同じ教室にいるって考えただけで鳥肌が、、


そんな思いを考えながら私は教室のドアを開けた

なにそれ!!
新しいゲーム買ったんだ!
メイク変えた!?
うん!変えた変えた!


クラス中に響きわたる声。

ドアを開けたってみんなこっちを見向きもしないぐらいテンションが高い。


知り合いは数人、喋ったことあるこ数人、苦手なこ多数、、、


高校2年間頑張ってきたけど3年生になってこのクラス
やっていけるのだろうか、、、

あ!大和田ちゃんや!

げっ、よりによって沢木ハルと同じクラスになるとは、、、

大和田ちゃんと同じクラスか!楽しそうだな!よろしくね!!

どんどん喋ってくる沢木くんにお辞儀して自分の席についた。



キーンコーンカーンコーン



教室のドアが開いた

シーンとする教室

私は何故だろうと思い先生を見た。


、、、この学校で1.2位を争う怖い先生

横山先生だ。

私は内心嬉しいと思った。
何故なら授業中静かになると思ったから。

他の生徒は小さな声で

え、まじかよ
横山とかさわげねえじゃん

と、言ってるのが聞こえてきた。



そして横山先生は重い口を開いて喋りだした。



今日から3年1組の担任の横山だ。
始業式が始まるまでまだ時間があるから早速だが出席番号順で自己紹介をしてもらう。

みんな一斉に

え!!!!!!

と驚いた顔で言った。


私は心臓がバクバクして冷や汗がでてきた。
みんなの前で注目を浴びることが大嫌いな私にとって自己紹介は苦痛で仕方が無い。


すると沢木くんが


先生〜高3になってまで自己紹介っていりますかね?もうみんな知り合いですよ、うん!!



沢木くんナイス!!!!!

心の中でガッツポーズしたけれどそのガッツポーズは5秒もたたないうちにかき消されたのだ


うーーーん、でもやるって決めたからやる。はい1番から前にでてきて



私はまた冷や汗がでてきた

趣味はサッカーとゲーム、1年間だけど最高のクラスにしましょう!

拍手がおきる。
私の前の人が終わったんだ。


じゃあ〜次、大和田


ビクッとして席からたつ



みんなの視線は私に大注目だ。

作品を評価しよう!

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作品のキーワード

    設定されていません

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア