それにしても今日は、よく絡んでくるな…


「昨日も、晴也君に会いに学校に来たのにいなくて、私寂しかった…」

「俺は今日、咲に会うために学校に来た」


晴也はそう言ってジッとこちらを睨んできた。


「なのに、なんでスキンヘッドと話してるわけ?」

「だって晴也といたら面倒臭いし」


私の言葉で晴也は睨む相手を芹那に変えた。

芹那は泣きそうな顔をしたが、晴也の対応が変わらないのを見て、教室を走って出て行った。