「職員室まで一緒に行くか?」
「はい、お願いします」
「おぉ!感動!」
突然私の頭に手を置くと、わしゃわしゃと髪をかき混ぜられた。
予期せぬことに少しビビっていると「悪い悪い」と言いながら離してくれた。
「うちの学校で敬語を使ってくれるやつなんていないからな、嬉しくて」
私だって教師に敬語を使ったのは初めてだ。
こうも喜んでくれるなら、前の学校でもすれば良かったかな。
「さ、ここが職員室だ。お前のところの担任呼んでくるから、少し待ってろ」
そう言って教師…もとい、日代先生は職員室に入っていった。
入れ替わりにバタバタと出てきたのは60歳くらいの男。
担任か?とも思ったが
「城ヶ崎様」
という呼び方で、校長か教頭だということが分かった。
「はい、お願いします」
「おぉ!感動!」
突然私の頭に手を置くと、わしゃわしゃと髪をかき混ぜられた。
予期せぬことに少しビビっていると「悪い悪い」と言いながら離してくれた。
「うちの学校で敬語を使ってくれるやつなんていないからな、嬉しくて」
私だって教師に敬語を使ったのは初めてだ。
こうも喜んでくれるなら、前の学校でもすれば良かったかな。
「さ、ここが職員室だ。お前のところの担任呼んでくるから、少し待ってろ」
そう言って教師…もとい、日代先生は職員室に入っていった。
入れ替わりにバタバタと出てきたのは60歳くらいの男。
担任か?とも思ったが
「城ヶ崎様」
という呼び方で、校長か教頭だということが分かった。