「しょうちゃん‼︎」

「あ?あ、ゆらか!なに?」

怒って…ない?よね?

「家、前と一緒だよね?
一緒帰ろ!」

「いいよ」


「ねぇ、質問してもいいかな?」

「ん?」

「あくまで噂なんだけど
しょうちゃんってアメリカに
彼女がいて、それが理由で
バスケやらないの?」

「うん。
俺、スゲー好きなんだよ
そいつのこと。」

「アメリカ人なんでしょ?」

「日本人だよ。
俺と同じ。バスケで
アメリカ飛ばされた」

ゆらしょうちゃんが
アメリカにいった理由しらなかった…

「そんで、まぁ気があったから
いろいろ離してるうちに
好きんなった。だから俺
来年には、親父に言って
アメリカ帰らせてもらう。」

「そっか…また寂しくなるね…」

「ごめんな。また遊びに来るからよ!」

「うん…」