~遥希~



『泣いてないし!』


泣いてないならこっちを向けよ。

一体なにがあったっていうんだ。


『泣いてるだろ?

なにがあった?


俺には言えないことか?』



俺は優しく聞いた



そしたら…。

『陸に告られた。

断ったら、俺は、もう、蝶王に居られない


そう言って、私の前から居なくなった』










遥『そうか



なら探せ


お前は俺らに仲間の大事さをおしてえてくれた


俺はお前のこと好き


だからお前が助けて、手伝って


そういえば俺ら、おまえを、



たすけるから』