けど………?


黙って続きを待つも、座り込んだまま何も言わなくなる湖柚。


オレは段々と中腰のポーズがツラくなってきた……直射日光はさすがにヤバイぜ。


「ビックリしたけど、キス自体は嫌じゃなかったの!だから謝らなくていいよ!!//////」


やっと続きが聞けたと思ったら、リンゴやポスト以上に真っ赤になった湖柚が、勢いそのままにイブを抱きしめてダンゴ虫の様に丸まってしまった。


細い肩はプルプルと震えて、よっぽど恥ずかしがっているのが丸分かりだ。


「…クッ……ハハハ!!そっか、良かったわ!メッチャ安心した!」