~優弥達 in廊下~
俺はいつものように10分休みに
翔達と廊下でくっちゃべってた。
俺がふと窓から外を見ると
亜由那さんらしき人が
チャリに乗って帰るのを見た。
俺はその人を指差しながら
『なぁ、あれ亜由那さんじゃね?』
とみんなに聞いた。
〈ほんとだ。あいつサボりか?(笑)〉
[悪りぃ奴だなったく。憧れるわ]
『いや、亜由那さんはサボるわけない』
《なんでわかんだよ》
『俺達と話してて楽しいって言ってた。
それに10分休みが楽しみだって。
だからなにがあってもサボらないって
前言ってた。』
【じゃあなんで帰ったりしてんだ?】
『それだけ嫌な事があったって事だろ。
帰り亜由那さん家寄ってく。』
亜由那さん、またリスカしたりしないよな。
~先月の出来事 in亜由那のクラス~
私は普通の平和な中学校生活が
おくりたかっただけ。
なのに、入学して一週間が
過ぎた頃なぜかクラスの皆が
私を仲間外れにし始めて
しまいにはいじめられるようになった。
「お前さぁ、なんで生きてんの?」
「生きてたって意味ないのにさぁ。
死んだ方が自分の為だよ?(笑)」
バシャバシャ
「あ、ごっめーん(笑)手が滑ったわ」
「なんで…?私なにかした?」
ホントに死にたい。
なんでなんもしてなのに
こんなにいじめられなきゃ
なんないわけ…。誰か助けて。
そう思っても誰も助けてくれない。
例え声に出したとしても
誰も気づいてくれない。
そう思ってると廊下から
足音が聞こえてきた。
大勢いる様子。
ガラガラッ!!
思いきり扉が開いて
扉の先には4人の男子生徒がいた。
『隣のクラス騒がしいと思ったら、
こんな事してたなんてな。
呆れて笑えてくる』
[大丈夫か?保健室行こう]
「え、でも…」
『保健室行ってこい。俺がこいつらぶっとばしとくからさ。』
〈さ、行くぞ〉
そう言われて私は知らない
男子生徒達と一緒に保健室へ行った。
〜in保健室〜
[じゃあ俺達はこれで。]
「ありがとうございました!」
〈おう〉
かっこいいなぁ。
恋愛的な意味じゃなくて。
あの人達みたいになりたいな。
〜帰り道〜
あの後色々あって色々言われた。
クラスのみんなに。
キモいだの、消えろだの…。
そろそろしんどいよ。
そう思っていると
後ろから声が聞こえた。
『も〜ちづき』
振り返ってみると
助けてくれたかっこいい人だった。
「あ!さっきはありがとう!」
『困ってる奴助けるのは当たり前だろ』
「そういえば名前聞いてなかった。
名前教えてくれない?」
『あれ、言ってなかったっけ?
俺は原崎優弥。2組。』
「私の下の名前は亜由那!原崎くんよ好きな呼び方で呼んで!」
『くん付けやめね?原崎でいいよ』
制服の乱れ方がすごいかっこいい。
なんでかな、モヤモヤする。
さっき友達って言ってくれたけど
本当なのかな…。きいてみよ。
「あのさ…」
『なに?』
「私って原崎と友『さっき言ったろ。俺等はダチだって。な?』
ドキッ
俺はいつものように10分休みに
翔達と廊下でくっちゃべってた。
俺がふと窓から外を見ると
亜由那さんらしき人が
チャリに乗って帰るのを見た。
俺はその人を指差しながら
『なぁ、あれ亜由那さんじゃね?』
とみんなに聞いた。
〈ほんとだ。あいつサボりか?(笑)〉
[悪りぃ奴だなったく。憧れるわ]
『いや、亜由那さんはサボるわけない』
《なんでわかんだよ》
『俺達と話してて楽しいって言ってた。
それに10分休みが楽しみだって。
だからなにがあってもサボらないって
前言ってた。』
【じゃあなんで帰ったりしてんだ?】
『それだけ嫌な事があったって事だろ。
帰り亜由那さん家寄ってく。』
亜由那さん、またリスカしたりしないよな。
~先月の出来事 in亜由那のクラス~
私は普通の平和な中学校生活が
おくりたかっただけ。
なのに、入学して一週間が
過ぎた頃なぜかクラスの皆が
私を仲間外れにし始めて
しまいにはいじめられるようになった。
「お前さぁ、なんで生きてんの?」
「生きてたって意味ないのにさぁ。
死んだ方が自分の為だよ?(笑)」
バシャバシャ
「あ、ごっめーん(笑)手が滑ったわ」
「なんで…?私なにかした?」
ホントに死にたい。
なんでなんもしてなのに
こんなにいじめられなきゃ
なんないわけ…。誰か助けて。
そう思っても誰も助けてくれない。
例え声に出したとしても
誰も気づいてくれない。
そう思ってると廊下から
足音が聞こえてきた。
大勢いる様子。
ガラガラッ!!
思いきり扉が開いて
扉の先には4人の男子生徒がいた。
『隣のクラス騒がしいと思ったら、
こんな事してたなんてな。
呆れて笑えてくる』
[大丈夫か?保健室行こう]
「え、でも…」
『保健室行ってこい。俺がこいつらぶっとばしとくからさ。』
〈さ、行くぞ〉
そう言われて私は知らない
男子生徒達と一緒に保健室へ行った。
〜in保健室〜
[じゃあ俺達はこれで。]
「ありがとうございました!」
〈おう〉
かっこいいなぁ。
恋愛的な意味じゃなくて。
あの人達みたいになりたいな。
〜帰り道〜
あの後色々あって色々言われた。
クラスのみんなに。
キモいだの、消えろだの…。
そろそろしんどいよ。
そう思っていると
後ろから声が聞こえた。
『も〜ちづき』
振り返ってみると
助けてくれたかっこいい人だった。
「あ!さっきはありがとう!」
『困ってる奴助けるのは当たり前だろ』
「そういえば名前聞いてなかった。
名前教えてくれない?」
『あれ、言ってなかったっけ?
俺は原崎優弥。2組。』
「私の下の名前は亜由那!原崎くんよ好きな呼び方で呼んで!」
『くん付けやめね?原崎でいいよ』
制服の乱れ方がすごいかっこいい。
なんでかな、モヤモヤする。
さっき友達って言ってくれたけど
本当なのかな…。きいてみよ。
「あのさ…」
『なに?』
「私って原崎と友『さっき言ったろ。俺等はダチだって。な?』
ドキッ