*〜秋夜side〜*
正直、合コンとかどうでもいい。
俺なんてただの数合わせだし。
どんだけ張り切るんだよこいつら。

そう思ってるうちに峰山女子との
待ち合わせ場所である
カラオケボックスに着いた。
まだ峰山女子は来てないらしい。
席に座り、他の奴らは
あーだこーだ話していた。
5分もせずに峰山女子到着。
流石峰山。美人ばかりだ。
ドキっ。
あれ、なんだあいつ。
俺はある1人の女から目が離せない。
背が小さくて、髪が長く、
細身で華奢な体。
いかにも数合わせで来たような
そんな女。
こんな奴峰山にいるとか知らなかった。
今回の合コンは
少し楽しみかもしれない。
*〜終夜side end〜*