俺は、女性で笑顔が綺麗と感じたのは彼女が初めてであり、笑顔から惚れたのも彼女が始めてだった。


当然ながら、俺は彼女と仲良くなって、彼女の笑顔を見たい!となり


彼女をよく笑わせてた。彼女の笑顔を見れば見るほど、彼女と仲良くなればなるほど。俺は彼女に惚れていき、もしかしたら彼女も...など淡い期待を抱いたが...


『しかし。彼女もあれやななんか俺はキューピッドかよ』


彼女は、俺の親友に恋をしていたのだ!

つまり 俺は親友との繋ぎにされていたわけで


今から思えば若かった。しかし、あの時はそれが俺の精一杯だった。


余談だが、彼女と親友は今同棲中である。毎年ラブラブな年賀メールが来るのも、今となっては、無事な便り程度にまでなった。


と。過去を振り返っている間に時計は2時30分を回っていた。


もう一度だけチャットを覗いて、もし誰もいなかったらゲームをするかして寝ようと、決めた。