桜と俺が誓いの酒を飲んだそのとき桜が倒れた。

俺は凄く焦った。

桜をすぐに医者に連れていった。命は助かった。だが、きつい毒のせいで余命はあと一ヶ月だけだった…

月日が経つに連れて桜の体は悪くなって行き、すっかり弱り果てた桜は最期に丘につれていってほしいと行った。

その丘は俺が桜にプロポーズをした場所だった。

しばらくして雨が降ってきた。桜に帰ろうと言ったが聞く耳もたず。桜が倒れた。

俺は桜を抱きかかえた。桜は今にも死にそうだ。
俺は桜が言うことを頭にやきつけた。涙を流しながら…

桜の最期の言葉は…

「愛してる。翼。2000年後に会いましょう。」

そういってにっこり笑い俺の腕の中で息をひきとった…