学校に到着!周りには沢山のリムジンが止まってる。

その中の一台は今までみたことのないリムジンだ。
3年間いろんな友達のリムジンはみてきたから覚えている。

だけど…あんなリムジン初めて見た。転校生か…


私はリムジンをおり正門に歩く。後ろからは私の専属執事である黒縁メガネの美少年嵯峨剛がついてくる。剛は私と同じ年だ。


この学校にいる生徒には必ず執事がつく。なにをするにも執事と一緒だ。だいたいの生徒の執事は主である生徒と同じ年。

ちなみに女子生徒だけに執事がつく。


「お嬢様。とりあえず寮に行きましょう。お荷物は昨日私が寮にお運びいたしました。荷ほどきも終わっております。」
「流石剛ね。ありがとう!」
とびっきりの笑顔で笑う。剛は顔を赤くしそっぽをむいた。