ドゴッ


音がして、私の上から男がいなくなった。




「ごめん、遅くなった…」

璃流「詩衣夜……」


詩衣夜は私を抱きしめた。





その瞬間、私の体はガタガタと震える。


璃流「や、やめて……!や、やだ……」


詩衣夜「大丈夫。俺だ。詩衣夜だ」





その言葉を聞き、涙が溢れてきた。