私は帰ろうと、玄関へ向かった。




零斗「……なあ」




璃流「……何」


零斗「最後に、本当に最後。明日会ってくれないか?」


は?




零斗「本当に、最後だから…」


璃流「……わかった」






なにかされそうになったら、殴ろう。


零斗には、私が姫龍ってことは言ってない。





前は好きだったから、言えなかった。



もう、忘れなきゃ……。