「ねえ…あやな..誰も写真とってくれないよ..」 「うん…みんな急いでるんだねきっと」 「写真の1枚くらいとってくれたっていいのにねーっ!」 ぶーっと、頬をふくらませてすねているゆあは女の私でもドキッとした。 「あの人でいいやっ!」 そう思って私は声をかけた。 そして、上を向いた瞬間に私は言葉では表せないくらいの後悔をした。