いつもの公園へと向かう。



公園に、着くとあいつの姿があった。




俺に気づいたのか、こっちに振り向く。




「おはよう!翔登!」



「..はよ」


朝っぱらから、よくそんな元気でいられるな。



「ふふっ、眠たそうだね」



「おまえが、毎日こんな時間から会いたいとかゆーからだろーが」



なんたって、今は7時すぎ。



誰でもこんなんが毎日続いたら眠いっつーの。



「もー、ごめんってー。ていうか、お前じゃなくて、名前で呼んでってば〜」



「わーったよ。麗美歌ちゃーん」



すると、麗美歌は顔を真っ赤にして、



「もうっ!」



と、怒っているような笑っているようなそんな表情になった。