【翔登side】



カーテンの隙間から陽の光が差し込む。



あー、だるい。



だけど、あいつに会うために俺はベッドから起き上がる。




急いで制服に着替えて、下に降りる。




「…どーせ、男のとこいってるくせに」




机の上に、ばばあの置き手紙。



仕事が朝早いので、朝ごはんはこれを
チンして食べてください。だってさ。



毎日の事だからもう慣れた。



こいつ、本気でばれてねぇーとでも思ってんのかよ...




「おっと、もう時間か..」



朝ごはんは、食べずに家を出た。