私は何と言えばいいのかわからず、沈黙が流れた。




すると、先に沈黙を破ったのは彼の方だった。



「なぁ、お前さぁ〜、俺の事好きなんだろ?じゃあ、なに?付き合う?」


………え?






なに…..それ..?



「…てぇ!」



「は?」



「最低って言ってるの!」



そう言い捨てて、私は終わりを知らない涙を拭いながら中庭を後にした。