でも、その前にあそこへ行こう。
昨日からずっと気になっている『海神村人魚博物館』へ。
今日はきちんとお金を補充して行こう。
僕は、部屋のタンスの小さな引き出しの中に貯金箱をしまっていた。
そこから少しお金を抜き、財布にいれた。
これにより、持ち金が三千円になった。
これで、あの博物館の高い入館料が払える。
僕は、肩から斜めにかけるタイプのバッグの中に通帳と財布を入れ、部屋を出た。
「どこか行くのかい?」
首からかけたタオルで顔の汗を拭きながら祖母が尋ねてきた。
「うん。ちょっとね。」
僕は靴を履きながら答えた。
「気をつけて行ってくるんだよ。」
「わかった。行ってきます。」
そして僕は自転車にまたがり、出発した。
今日は涼しいせいもあるが、昨日あれだけ辛い思いをして歩いた道をこんなに早く通りすぎる事ができて少し気分が良かった。
やはり、自転車で来て正解だった。
昨日からずっと気になっている『海神村人魚博物館』へ。
今日はきちんとお金を補充して行こう。
僕は、部屋のタンスの小さな引き出しの中に貯金箱をしまっていた。
そこから少しお金を抜き、財布にいれた。
これにより、持ち金が三千円になった。
これで、あの博物館の高い入館料が払える。
僕は、肩から斜めにかけるタイプのバッグの中に通帳と財布を入れ、部屋を出た。
「どこか行くのかい?」
首からかけたタオルで顔の汗を拭きながら祖母が尋ねてきた。
「うん。ちょっとね。」
僕は靴を履きながら答えた。
「気をつけて行ってくるんだよ。」
「わかった。行ってきます。」
そして僕は自転車にまたがり、出発した。
今日は涼しいせいもあるが、昨日あれだけ辛い思いをして歩いた道をこんなに早く通りすぎる事ができて少し気分が良かった。
やはり、自転車で来て正解だった。