その日の夜は、不整脈が何度もでて、眠るどころじゃなかった。


「・・・っうぇ・・っ」


大きな不整脈と同時に吐いて、うまく息ができなくなった。



「・・・んっ。・・・はぁ・・っ」



…瞬


たすけて・・・っ


苦しい。


あたし・・・独りで


どっかいくなんてやだよ



瞬の近くがいい・・。


独りはやだ・・・。



まだ・・・死にたくない・・・っ



「しゅ・・っん・・・はぁ・・っ」





激しい不整脈や胸痛は深夜によく起こった。



もうきっと、


あたしの心臓はもたないんだとおもう。