「金原結愛!!お前、佐伯を
案内してやってくれ。」


34人もいてなんで私なんだろう??と
思ったけど、引き受けた。

佐伯太輔の席は私の隣。

座った途端こちらを向いて話しかけてきた。



『金原結愛っていうんだ。
雨の嫌いな金原結愛ちゃん。』



「雨の嫌いなって。」

『事実だろ??』

「めんどくさい。」

『じゃぁ、結愛。』


急に結愛と呼ばれてすごく驚いた。
そしてその瞬間目が合った。