ー翌日ー

廊下を歩いてると聞こえてしまった...

『佐伯くん、あの学校一美女って
言われてる美桜先輩から
告られたんだってー!!』


(やっぱり美玲の言った通りだ...)



考えたらあの日から一度も
佐伯くんと話してない。

あー。わたし、最近おかしい。佐伯くん
のことばっか考えてんじゃん!!

あーもうっ!!




『ははっ!!あーもうっ!!ってなんか悩んでんの??』

「さ、さえきくん!」

『なにびっくりしてんの!?』

「だって!!いきなりすぎるんだもん!!」

『てかさ、結愛って物分かり悪いね。』

「え??」

『こっちこいよ。グイッ...』