次の日の朝、結愛が突然話しかけてきた。

「わたしが雨嫌いな理由
しりたいんだったよね??」

『え、あ、うん。』

「教えてあげる。だけど、ひとつだけ
約束して。私を可愛そうだと思ったり
同情したりしないで。」

「...わかった。」



そして、おれたちは屋上に行った。

結愛の口からは信じられない
ことばかりだった。