キーン…コーン…

最後の授業が終わって、みんなブカツに行ってしまった。

教室には、私しかないない。

ずっと校門で待ってるのも、変だと思って、約束の時間まで、教室にいることにした。

教室の窓の下から、部活に励むみんなの声が聞こえてくる。


ハッ…。

いつの間にか眠っていたみたい。

時計に目を向けると6時半をまわっていた。

「あっ!ヤ、ヤバッ!!」

思わず大声をあげ、教室を飛び出した。

階段を駆け下りて、急いで校門まで走る。

6時半には部活もとっくに終わってる時間だ。