何かはわからないが彼女が抱えてることは確かだ





瞳が暗すぎる






色を失ったようだった







その瞳に色を写したいと思った








「海哉…その子、絶対に助けてあげて」








妃芽は自分と重ねているんだろうか







大きな闇…それが、同じだから







「わかってる。もともとそのつもり」






きっと、俺が助ける







そう決めたから