「もっ望月君がいる……!」

と若干煩くなってきた2組周辺。

なるほど。要の外見に騙された学年の人気者ちゃんとその取り巻きかぁ

うーむ。私も欲しいぞ女友達。

ま、あんな『友達』よりこいつらといたほうがいいかな。

「うーむ。皆、場所を移動しようか(ここ煩いから、お願いっ)」

目で精一杯お願いする。

「まぁ別にいいか」

「そーだねーその場所って静か?」

「うん。静か静か。あれ?朝倉は帰ったの?」

いつの間にか消えてる朝倉。どこ行ったんだろ。

「今日は塾なんだとさー慌てて帰ったよ」

「ほら、移動すんじゃないのか?行こうぜ」

「「おー」」