次の日。


学校に行くと、亜矢、奈美、千佳が心配してくれた。


それに、あたしは、、、


「大丈夫」


そう、答えることしか出来なかった。


「ねぇ?みんなは、彼氏とか居るの?」


あたしは休み時間に、みんなに尋ねた。


「姫がそんなこと聞くなんて、意外」


奈美が言う。


「いや、居るのかな?って、、、」

「亜矢と千佳は、居るよ。しかも、この学校の男」


奈美の言葉に、あたしは2人のことを見る。


「そうなの?」

「あのジャガイモと、金髪」


奈美はクラスの男を、指差す。


「奈美、ジャガイモって何よ」


奈美の言葉に、亜矢が膨れる。