疑問を抱きつつ階段を上っていくと
ご機嫌な母の声と
可愛らしい女の人の声。


ガラガラ


「あ、翔太おかえり。」

「あ...はじめまして」

母と兄と、ちょっとボーイッシュな服を着た女の人が僕を出迎えた。


「あ、えと、はじめまして...?」