「ただいま。」


部活をしてない俺は早々と家に着く。

「あ、にーちゃんもうかえってきてんのか。」

でっかいローファーが無造作に
転がっていた。

相変わらず適当な兄。
しかし目を疑ったのはそのあと。

「え。」