そして、今日は土曜日。
12時に皆と○×公園で合流するらしい。
面倒臭がり屋の私の唯一好きな事は、オシャレをすることだ。
だから勿論今日も、可愛い服を着てメイクもやった。
11:30
涼「姉ちゃん、準備出来たー??」
一階から、涼の声が聞こえた。
返事するのも面倒だから、無言で一階にあるリビングに行った。
涼「あ、姉ちゃん!準備出来たみたいだし、待たせたら悪いしもう行こう!」
『わかった〜。』
涼「それと姉ちゃん、今日オシャレしたんだな!」
私は小さく頷いた。
涼「可愛いよ!」
素直に言ってるのは分かってるけど、
『うるさい、バカ』
褒められるのに慣れてない私は、つい冷たい言葉で返した。
そんな私の事を怒りもせずに、楽しそうに笑ってる涼を私は知らなかった。