まぁ珠莉愛は、俺のことなんて男として見てないだろうけど。 そう思いながら、下を見下ろす。 「zzZ…zz…」 ったく、いつまで寝てんだよ。こっちの気も知らないで。 珠莉愛の頭を撫でながら、ゆっくりと顔を近づける。 「……はぁ、何やってんだ俺は」 唇が触れ合う寸前のところで顔を離した。