「待ってねー、今お茶淹れる。」 「さんきゅー」 … 「大和っ!これっ!」 少しすると目を輝かせた姫羅が パンを手にして俺のところに来た。 「これ、もらっていいの? 5枚とも???」 「うん、俺集めてねーもん」 そこまでか、と 喜ぶ姫羅を見て思った。 好きだな、と思った。