数週間後。





「お邪魔しまーす。」

「どうぞ〜。今日は美姫もいないから
ゆっくりしてってね。」


俺は久しぶりに姫羅の家に来ていた。



「ふーん、美姫ちゃんいないのか。」

「残念そうなのはなんでかな〜
美姫いたほうが大和は嬉しいのか、
そっかーふーん?」


わざと拗ねたふりをしている姫羅。


俺だって、彼氏だし
姫羅のことわかってるつもりだし。


拗ねたふりしたって、すぐに
笑って話しかけてくる。



「そういえばね〜」


ほら



「美味しいコーヒー買ったんだよ!」








「じゃあそれ淹れてもらおっかな!」

「了解!」