その日から、気まずくて、裄を避けた。
裄もあたしを避けてるらしかった。
部活のある日はずっと恩田さんがくっついてて。
裄は、あたしが言ったこと
全然理解してないんだね。
あっ、
そうじゃなくて、
あたしのこと嫌いになったんだ、きっと。
だからあたしがどう思おうが、関係ないんだよね。
嫌な考えは、嫌な方にしかいかない。
あたしはもう、裄に嫌われたって考えしかなかった。
別れよう、かな‥
これ以上付き合ってても、裄がつらいだけだよね。
もう‥別れよう‥‥
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