もう人がいないから、相手は優里だからちゃんと口で話せる
「優里、あのね実は相談があるの」
「なになに?お姉さんが聞いてあげようじゃない」
文通のことは、話さないようにうまく説明しなくちゃ
秘密のやりとり、だもんね
彼の手紙を思い出して、心の中で笑った
「うまく言えないんだけど、
ある友達と話すとね、ドキドキするの
その人のこと、まだ全然知らないのに
心がきゅってなったりするの
なんでなのかな」
最初は、単純に友達ができてすごく嬉しくて、ただそれだけだったはずなのに
だんだん手紙が続いて行くうちに…
あの字を見るたびに、心がきゅって苦しくなるようになった
これは、やっぱり…
「それ、恋してるんじゃん」
思わず隣で歩いてる優里をガン見してしまった
「な、なんでそんなに見るのよ…」
まつげ、長くて綺麗だなぁ…とかじゃなくって!
「だって…恋って…」
どストレートにその言葉が刺さってきて動揺してるんです
「だって、その気持ち、わたしたちには感じないんでしょ?
じゃあもう、その人に対して伊織は友達とか親友を超えた人として見えてるってことじゃん」
そうだよ すごくだいじな存在だもん
でもね、
「わたしなんかが、その人のこと、何もわかってないわたしなんかが好きになっちゃっていいのかな」
この気持ちが、迷惑に思われたりしたら
その時はどうしよう?
そんなこと、思う人じゃないと思ってはいるけど…
ちょっと怖いの
「優里、あのね実は相談があるの」
「なになに?お姉さんが聞いてあげようじゃない」
文通のことは、話さないようにうまく説明しなくちゃ
秘密のやりとり、だもんね
彼の手紙を思い出して、心の中で笑った
「うまく言えないんだけど、
ある友達と話すとね、ドキドキするの
その人のこと、まだ全然知らないのに
心がきゅってなったりするの
なんでなのかな」
最初は、単純に友達ができてすごく嬉しくて、ただそれだけだったはずなのに
だんだん手紙が続いて行くうちに…
あの字を見るたびに、心がきゅって苦しくなるようになった
これは、やっぱり…
「それ、恋してるんじゃん」
思わず隣で歩いてる優里をガン見してしまった
「な、なんでそんなに見るのよ…」
まつげ、長くて綺麗だなぁ…とかじゃなくって!
「だって…恋って…」
どストレートにその言葉が刺さってきて動揺してるんです
「だって、その気持ち、わたしたちには感じないんでしょ?
じゃあもう、その人に対して伊織は友達とか親友を超えた人として見えてるってことじゃん」
そうだよ すごくだいじな存在だもん
でもね、
「わたしなんかが、その人のこと、何もわかってないわたしなんかが好きになっちゃっていいのかな」
この気持ちが、迷惑に思われたりしたら
その時はどうしよう?
そんなこと、思う人じゃないと思ってはいるけど…
ちょっと怖いの