よくよく考えてみれば


たしかに、
心配する要素しかない気がした


「ほんと、心配したんだから…」


優里も、心配そうな顔をしてる


2人に、心配かけちゃったんだ
わたし


「心配かけちゃって、ごめんね。」


やっぱり、
優しい2人が大好きだ


「大丈夫なら、よかったー」
湊は終始、心配そうな顔をしてたけど
少し、いつもの顔に戻った感じがする


優里も、安心したように
微笑んだ


和んだ雰囲気


そこに突然


声がかかる


あいさつの声


「あの…、おはよう?」