「というか、そんな反応されたらますます気になりますよ、ねぇ、湊さん?」



「ですわね〜、優里さん?気になりますよねぇ〜」



なんだか二人がおかしくなってきてるんだけど、こうなったらもう手遅れ。


そのうちコントが始まる流れだコレ…


さっさと2人を止めないと!
ここで使うのは湊をとめる魔法のことば



『す、すっごーいおもしろい本を見つけたの!!すごーい本!

一緒に見にいこっかー湊ー☆』



(わたし紙に書いてるから星とか書けてちょっとたのしかったりするのだ)


そしたら湊、機械みたいにピタッと止まった。



「うぁー…とぉー、もうすぐ部活だなー

そろそろ行こっかなぁー…なんて!


よし、いこう優里!レッツゴー!」



「ちょ、手ぇ引っ張らないでよー!」




湊、慌てて退散。優里と共に。




湊、図書室とか本とかすごく苦手なんだよね。



ここまでだと逆にびっくりするな…
言葉だけでこれだもんね