沙緒が窓を見ながら立っている中、廊下でその教室のドア付近に一人の男子生徒がいた。

「や・・・やば・・い・・・・!」

名前は咲賀圭(さきがけい)。青年といよりは少年という顔立ちで、普通の体系をしている。

そんな少年は教室にいる少女に恋をしていた。

そして十秒間深い呼吸をすると入り口に向かって、一歩踏み出した。