目がくりくりしてて……顔は私にそっくりでした。







でも、ただ………問題が一つありました。







成美の髪の毛が金髪なことです。








成美が成長するごとに、金髪は目立ちました。私と主人は、日本人。日本人との間に生まれてきた成美が、金髪になるわけがない。主人は、私を疑いました。









「オマエ、浮気したのか?」








「そんなわけないでしょ!私、浮気なんてしてないわよ!」









それから……主人とは毎日喧嘩三昧。二人の間にだんだん溝ができました。結局、成美が3歳のときに離婚しました。










成美にだけは、迷惑をかけれない。そう思った私は、生活を苦労したくないがために、必死で働きました。










幼稚園の運動会には、父親と参加する競技には…母親である私と出て……小学校の運動会や参観日には、出席しなかった。成美には、寂しい思いをたくさんさせた。










頭は良かったもんだから、中学は名門私立に入学できました。だけど…中学1年の時の担任が検査をしましょう!としつこく一報的に言うからすれば満足するだろって思って行った検査が成美を苦しめた。