部屋には十分すぎるものが揃っていた。 荷物を出して着物はタンスにしまった。 僅かにある私服もハンガーにかけてタンスにしまう。 ベッドに寝転がり目を閉じる やっぱり隣に誰もいない。 目を閉じても眠れない。 時計を見ると午後7時。 どこかに行くかな。 部屋の鍵を持って部屋を出た。