「理夢ちゃんの家ってここら辺なの?」
「はい!すぐ近くです!
それより猫ちゃんのお名前は何ですか!?」
「しーちゃんだよ!」
「しーちゃん…!!会ってみたいなぁ…
どんな子なんだろう…もふもふしたい…肉球ぷにぷにしたい…」
「今度ウチに遊びに来る?」
「え!?いいんですか!?しーちゃんに会えるんですか!?行きたいです!」
「OK〜☆
じゃ、今度の日曜日はどう?」
「大丈夫です!」
「じゃあ、土曜日ね!
楽しみだね♪」
「はい!とても!
あ、家に着いたので私は失礼しますね!しーちゃんに会えるの楽しみにしてます!
じゃ、さよなら!」
「バイバーイ!」
そう言って理夢ちゃんは走り去って行った。
しーちゃんの話ししてる時めっちゃ喋ってたし笑顔だったし可愛かったな…
しーちゃんに嫉妬するわ…
「…俺も帰ろ!」
そして来た道を戻った
俺の家は理夢ちゃんの家と反対方向にある。
まあ理夢ちゃんを送る目的もあったけど、学校以外であんまり話したこと無かったし、いつもと違う理夢ちゃんを見てみたかったから送ったのが本音。
相当な猫好きだって秋羅に教えてもらったから猫の話ししてよかった!
さっさと帰って部屋の掃除するか!
俺は早足で家に帰ったーーーー。