side 千

「ふわぁー...よく寝た。ん?どこここ。」

思い出せ思い出せ思い出せ。
昨日何があった?
んー...あ!!!!
下野くんの家に泊まったんだった!!!!
あたし、普通に寝ちゃってた...。

「申し訳ない...。あたし、なにもしてないならいいけど...。」

いろいろと考えながらリビングへ行くと、ソファーでぐっすり眠っている下野くんがいた。
え、ソファー!?
ソファーで寝たの!?
絶対体に悪いじゃん...。
あたし何やってんの...。

「あたし、最低な先輩だ...。」

せめて朝ごはんでも作るか...。