なのに、余命だけが宣告されていた。

原因不明の病、それに足して余命宣告。



きっとお母さんは怖かったはず。


それでもお母さんはいつも笑顔で…。

いつだって優しくて、ニコニコと笑顔を絶やさなかったお母さん。



そんなお母さんが死んで、私ははじめて「絶望」を全身で感じた。