「来ないよ。トオルなら。」
「モトキ…?」

声のする方を向くとモトキがいた。

「来ない…ってなんで?」

ヒロトがそう聞くとモトキは少しうつむいた。

「あいつなら死んだ。」

は…?

死んだ…?

「え。モトキなに言ってんの。言っていい冗談と悪い冗談ってあるよ?」