「確かにな。でも、今は未奈を信じてみようと思ってさ。どうせ同じ県にいるんだし、付き合ってみてもいいと思ったんだ」 「…ま、がんばれよ」 「おう!」 そう言って笑い合えた俺たち。 高校の時よりも仲良くなれた気がした。 「蓮、話はそれだけだ。店に戻ろうぜ」 そして俺たちは、くだらない話をしながら店へと向かった。