「おい健二、蓮はなーんにも知らねぇんだから、あんま驚かせんなよ!」




会話にハマってきた隆太。




「えー!?お前、自分がどんだけ言われてるかわかんねぇの!?」



目をまんまるにした健二。





「…俺そんなに評判わりぃのかよ…」




転校してきても、やっぱ俺は…





「ちげーよっ!俺たちのクラス、渡辺のクラスの隣だろ?女子たちがさぁ〜『隣のクラスの黒髪の転校生、甘々ボイスなんだって!キャー!』とかなんとか言ってたぜ?」





あ…甘々ボイスだって?