「美希、ちょっと行ってくるね!」 美希と篠田くんは笑顔でオッケーしてくれた。 蓮について行くと、たどり着いた場所は屋へとつながる階段。 あたしは階段に座った。 「あの時と同じだね」 「は?」 「1週間前と、同じだねって」 「あぁ…そうだな」 あたしの目の前に、しゃがんだ蓮。