教室に戻ると、美希がニコニコしながら近づいてきた。 「ねぇ夏帆!何があったの!?もしかしてギューとかチューとか…!?」 なっ…! 「そんなことあるわけないでしょ!」 つい大声になってしまった。 周りを見ると、クラスメイトがアタシの方を見ていた。 あ… やばい… あたしは下を向きながら机に向かった。 「もぉ…」 蓮が意味わかんないこと言うから… あたしはそのまま机で眠りについた。