そして、あと3分。




点数は24対20で負けていた。




どうしよう…あと3分しかない!




みんなでパスを回して、ゴールを目指した。




今ボールは、高橋さんが持っている。



…ゴールを見た!




お願い…入って!





「…高橋さん!」



高橋さんの手からボールが離れ、ゴールへとむかう。




入って…!



入って!!





「…っ!!」




「「ナイスー!!」」




「4ばーん!」




高橋さん!!



「高橋さん!ナイス!」




走りながらタッチして、すぐに守備へとつく。